会長ごあいさつ
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会長就任のご挨拶
弘陵造船航空会 会長 昭和51年卒宮村 弘明
弘陵造船航空会会長を拝命致しました宮村弘明でございます。 1976年3月に横浜国立大学・造船工学科を卒業し、運輸省に就職、途中4度の出向を挟みましたが、定年退職するまで30数年間公務員として働いてまいりました。この内半分程の期間は船舶の安全と環境に関する規制行政を担当し、4分の1が造船業の振興と技術開発関係、残りの4分の1の期間は地方運輸局や海上保安庁で船舶に限らない運輸関係全般の業務に従事しました。また、国土交通省退職後は、日本中小型造船工業会、次いで日本造船協力事業者団体連合会の事務局で勤務致しました。 これまで、色々な立場で様々な仕事を担当してきましたが、何れも、当会会員の多くの諸先輩が担ってこられた様な実態のある製品を生み出して社会や経済に直接貢献する役割とは異なり、企業活動を側面から調整またはお手伝いする仕事でした。
さて、阿部元会長様、飯島前会長様の二代の間にコロナ禍という過酷な環境を経験され、リモート会議の導入、弘陵広場の開設、学生に対する支援の実行、工学部全体の同窓会を対象とする名簿システムへの参加等多くの成果を出されたことに感謝申し上げます。
また、歴代の会長は、会長就任以前から会の活動に関与され、予め会の活動と運営について思いや考えをお持ちの方々だと思いますが、私はこれまで会合、懇親会などの活動に一切参加したことがない不心得者であるため、この会の現状や可能性について把握できていないだけでなく、具体的なプランも全く持ち合わせていません。前会長から「70歳前後は皆忙しくて引き受け手が誰も居ない。唯一人暇なお前がやるしかない。」と言われ、相応しくないことを承知の上で恥を忍んでお引き受けすることにしました。
従いまして、会の運営に当たっては、先生方、歴代会長様を始め諸先輩の皆様のご指導を仰ぎつつ、事務局の皆様のご支援と会員各位のご協力を頼りながら進める他ないものと考えていますので、宜しくお願い申し上げます。
今後は、会の活性化という大きな課題が残っているとの引き継ぎを受けましたが、この難題に取り組むためには、若い世代のアイディアを取り入れ、広く会員各位のご意見を集約しながら進める必要がある困難な作業が予想されます。どこまで進められるか全く自信がありませんが、試行錯誤を繰り返しながら一歩ずつ努力したいと思いますので、宜しくお願い申し上げます。