総会議事録
第43回総会議事録
昭和48年卒 中島 清隆
開催日 | 平成25年5月18日(土)13:30~16:10 |
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開催場所 | ヨコハマプラザホテル 5階 芙蓉の間 |
出席者 | 会員および来賓 計52名 |
議事
- 総会に先立ち、13:30から平山会長の紹介で本学海洋空間のシステムデザイン教室(知能構造システムグループ)准教授の和田大志先生により「実践型PBL技術者教育-学生フォーミュラカーを題材として-」という演題で第37回講演会が行われました。
- 約10分の休憩の後14:45から第43回弘陵造船航空会総会が執り行われました。 今回の総会運営は、事務局の指導・応援の下、総会担当年次のクラス代表幹事である中島(S48卒)、石川(S58卒)、宇根(H5卒)、橋本(H15卒)、野間(H24卒)、茂住(H24卒)が担当しました。
- 開会の辞に続き、昨年の総会以降に事務局宛連絡のあった40名の物故者の氏名を紹介し、出席者全員でご冥福を祈り黙祷を捧げました。
- 会長挨拶(平山会長)
同窓会の目的は「世代を超えた親睦」ですが、以前より参加者が減っており、本日は卒業生の約5%の参加です。連絡可能な方のうち約40%の方から会費をいただいており、現在は会費収入で何とか運営できております。
今回は「聞いて元気の出る講演、楽しい雰囲気の懇親会」を目指して、懇親会では卒業生の関係するJazz Bandの演奏も初めて企画しました。また、昨年から活性化の企画として始めた「知恵の泉」についても「海外編」を紹介します。先輩の海外経験を紹介して若い世代のモチベーションを高め、若い世代が海外で活躍すると同時に日本の魅力を世界に伝え、その後母国に帰って来訪者を迎えて欲しい。変化に富んだ日本列島に観光に来るだけでは無く、先端技術を見に来る、学びに来る人たちを迎える広い意味での「科学技術観光立国」が日本の進むべき道の一つと考えています。世代を超えた団体である同窓会が活性化することによって母校への強い支援も可能になるし、ひいては活力のある若者が多数巣立つことで日本の活性化につながります。
今回紹介した物故者の中には、元会長の河面良治様、山本暲様、女性第一号の小澤珠枝様、アルジェリアでの人質事件で命を落とされた川畑圭右様がおられますが、心よりご冥福をお祈りいたします。
今回たいした用事も無いけど何となく出る気がしなかったという方は、次回は是非参加していただきたいと思います。
一人一人の少しの意識の変化が大きなパワーに繋がるので地道に訴えていきます。 - 平成24年度活動および会計について、会費がほぼ計画通りの収入であったことなど山下理事から報告があり、会計監査報告を今北監事より行い、承認をいただきました。
- 体験・意見集「知恵の泉」の企画実施については斉藤副会長から、定年後も経験を活かして活躍されている方が多いこと、32名の方から35編の投稿があったこと、内1件はご家族の方の投稿であったこと等が報告されました。
- 平成25年度活動計画及び予算案について山下理事より提案し、承認いただきました。
- 役員構成の改訂について荻原監事より、航空と船舶の2名体制であった副会長を1名に変更し、業務負荷の高い総務担当理事を2名から3名に増員する旨説明があり、質疑応答の後、本提案は承認されました。
- 平成25年度役員人事について平山会長より、斉藤副会長の監事への異動、昭和45年卒の白木東氏の総務担当理事就任が提案され、承認されました。
- 教室の近況について荒井教室代表理事より、2011年より理工学部となったこと、学部卒38名の内27名が大学院進学、造船会社6名、海運会社2名他100%の就職率であることなどが報告され、弘陵賞については卒業研究論文「セミサブ型洋上風力発電システムの風・波浪場中の動揺特性に関する実験的研究」をまとめた佐伯秀真君を推薦したことが報告されました。また、奨学金が2名に支給されたこと、「ひれ推進コンテスト」への助成などについてお礼の言葉がありました。
- 最後に会報第53号の目次について山下理事より説明がありました。
以上を持って第43回弘陵造船航空会総会は16:10に閉会しました。
懇親会
総会終了後、場所を14階のレストラン・ルファールに移して16時半より懇親会が行われました。
まず最初にピアノ伴奏により学生歌を全員で斉唱し、学生気分に戻ったあとで、平山会長の挨拶に続いて来賓の河村工学研究院長より、「文科省から大学のミッション再定義という課題を与えられた中で、船舶海洋が横浜国大のキーワードであり、この会の発展を願っています。学生歌の2番冒頭の歌詞“新しき世を創る者”がとても好きで、若い者への支援をお願いします。」とご挨拶をいただきました。
引き続いて板垣元学長の御発声で乾杯を行いました。
その後昭和41年卒佐藤氏が所属する16人編成のアマチュアジャズバンド “Early Bird Mix Jam” によるバンド演奏で、ハウ・ハイ・ザ・ムーン、イン・ザ・ムード、スキヤキなど予定の7曲が演奏され、アルコールも入って会場が盛り上がったところでアンコールの声がかかり、「聖者の行進」の演奏では参加者の手拍手も起こりました。今回初めての試みでしたが参加者にはバンド演奏を楽しんでいただけたと感じています。
ジャズの余韻のさめやらぬ中で来賓の水煙会会長の長崎様よりご挨拶をいただきました。料理、飲み物、歓談を楽しんだあと、今北監事による関東一本締めで懇親会を中締めとしました。
総会幹事団としては、平山会長を初め役員の方々に多大なご支援をいただき、何とか総会・懇親会を無事に終わることが出来たと、ホッとしています。これからも本会の活動に微力ながら尽くしていきたいと考えています。